疲れたからちょっと無職になってみた

明日死ぬとしたら、生き方が変わるのか?

"一生懸命"に疲れたから、予算300万円で無職になることにした

 

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大人の発達障害のカウンセラーとトレーナーを辞めておよそ3か月。
 
パソコンの前に座る時間は極端に減ったし、スマホを見る時間もごくわずかになった。カウンセリングやトレーニングを辞めたから人と話す時間も、これまでの5年と比べると微々たるものになった。
 
メールチェックなんてこの3か月まるでしてない。
LINEなんて5日に1度程度しか見ないから、さすがに親友と兄に叱られた。
 
そもそもの本業だったメイクの仕事は、講師もメイクの依頼もスタイリングのオファーも断った。とにかくいったんすべてを『0』にして、自分がふたたび浮上したくなるまで責任のある仕事はすべて手放した。

 

 
 
 

そうだ、無職になろう

 
 
人生で初めての無職体験。
 
たぶんわたしはまた、カサンドラ症候群(アスペルガーやADHDなど、発達障害の人と密に接することにより起こる心身の不調)になりかかっていたのだと思うし、
 
カサンドラ症候群の人達とカウンセリングという交流を持つことにより『気持ちが分かり過ぎるあまりに、引っ張られていた』んだと思う。
 
 
そういうのをひとまずすべて手放して、ストレスや悲しみ・苦しみ、憤りを感じることのない凪の心と何色にも染まってない日常を取り戻すべく、すすんで無職の道を選んだ。
 
 
 
 

無職予算の設定

 

 

当面の蓄えはあるし、いちおう手に職もあるし、半年も休めばまた水面に顔を出して息を吸いたくなるだろう……という読みもあった。いや、そう思いたかったのかもしれない。
 
とはいえダラダラとその日暮らしに寝て食べて寝て…みたく生きるのはきっと性に合わない。太りたくないし、いつでも社会復帰できるようにはしていたい。
 
だから予算を決めた。無職予算。無職でいていい予算。
 
月に使っていいお金を20万円として、×6カ月=120万円。
いやいやいや、なにがあるか分かんないぞ? ×12カ月にして240万円。
いやいやいやいや、そもそもひと月20万円で足りるのかしら……?
 
うん。無職予算は300万円としよう。残金100万円になったら焦ろう ←
 
 
ていうか、わたしってそもそもひと月にいくら使ってるんだろう?
 
 
 

無職生活はzaimのダウンロードからはじまった

 

 

無職になるぞ! と決めてまずしたことは、家計簿アプリ『zaim/ザイム/財務かな?』をダウンロードすることだった。
 
 

さほど衝動買いをする性格ではないし浪費家でもないつもりだけれど、まとまったお金が入るとその1/10くらいは使いたくなる程度の気質は持っている。とりあえずamazonのランキングとzozo、ヨドバシは眺めてしまう。
 
わざわざ書くほどのことではないけど、無職というのは収入がないわけだから、支出をできるだけ抑えなければならない。支出を増やして収入(?)を減らせば痩せられるダイエットとは逆。
 
 
折しも季節は夏直前――2019年6月頃。
 
エアコンがパクパクと食い荒らす電気代を考慮して、他を抑えなければならない。そもそもわたしは、わたしがひと月になににもっともお金を使っちゃうのかをざっくりとしか分かっていなかった。
 
恥を覚悟で、もひとつ言っちゃうと、ひと月のお金の流れすらも明確には把握してなかった。「入ってくるからまぁいいか」「毎月残るしまぁいいや」。
 
テレビ関係の仕事を長くしていたので、ぶっちゃけ単価はいいし付き合いもいい(?)ので、このあたり見事にいい加減。
 
家計簿アプリzaimの使い勝手がいいので――スマホのカメラによるレシートの読み取りがなかなか正確なので記録しやすく&続けやすい――早々とわたしの消費行動が見て取れた。
 
 

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無職生活で知った、わたしの敵はドラッグストア

 
家計簿アプリzaimによるとどうやらわたしは、自分が思っていた以上に「ドラッグストア」に足しげく通っているようだった。毎日のようにドラストのレシートをzaimのカメラで撮影 → 自動記録していた。
 
あまりにも面倒だったのでドラストでの支払いでは現金を使わず、LinePayとPayPayに徹底したくらいだ。※アプリを連携しているのでレシートを撮影しなくとも自動で反映される
 
 
ドラッグストアとホームセンターと本屋さんと文具屋さんには魔物が棲んでいる、と個人的に思っている。「なにも買わずに店を出ることなんてあっちゃいけねぇんだ!」という出所不明の使命感と、
 
「忘れているだけで、本当はコレがほしかったんじゃないのかい……?」という魔の囁きに心の9割がもっていかれる悪の巣窟、魔の棲み処。恐ろしきかなドラッグストア。誘惑だだ漏れホームセンター。
 
 
要らないモノは買ってない。
必ず毎月消費するものを、毎日細切れに買うという珍行動。
 
店舗に行くと思いだすんです。
 
「あっ、これも要るんだった」と。「そうそう。布ガムテープがもう少しでなくなるんだったわね」「汗ふきシートの予備も買っておいた方がいいかもね」and more...
 
 
 
 

無職なわたしに毎日届く"ポイント還元"の通知

 
無職になって知ったことはいくつもあるのだけど、その中のひとつに――世の中は消費者にお金を使わせよう、使わせたろうと幾つもの仕掛けと罠が張り巡らされていることが挙げられる。
 
先ほども書いたようにわたしはドラストことドラッグストアとホームセンターと書店と文具屋さんにお金を落としたがる節があることがzaimにより分かった。
 
簡単なことなのだ。
行かなきゃいい。行かなきゃお金は使わない。
 
それなのに、毎朝のようにLINEに通知がくる。
3日に一度は店のアプリに通知が入る。週明けと週末はとくに通知の嵐。
 
 
『雨の日感謝ポイントアップ ドドーンとつけますポイント15%!』
『ポイントアップデー 本日・明日、アプリ会員様限定でポイント8倍!』
 
 
そうよ! 来月買い足す予定だったトイレットペーパーを前倒しで買っておけばいいんだわ! そういえば再々々来月あたりからとろみ成分配合の目薬が必要になるかもしれない……! この機会にユースキンのハンドクリーム、2つ買い足しておこうかな。これで今年の冬もつるスベ肌をキープできる
 
 
 
ばかっ! 
ばかばかばかばかばか!
わたしのばか! アホ! カス! ゲス!
 
買うな。使うな。スマホを見るな。
 
 
というわけでスマホの設定であらゆるアプリの通知をOFFにした。無職生活をはじめるにあたり、わたしが1番にしたことがzaimのダウンロードならば、2番目にしたことがコレ。とにかくアプリの通知を切りまくった。
 
 >>LINEなんて5日に1度程度しか見ないから、さすがに親友と兄に叱られた。
 
↑けど、気にしない。無職はそんなこといちいち気にしないのである。