疲れたからちょっと無職になってみた

明日死ぬとしたら、生き方が変わるのか?

カサンドラ症候群にならないための5つの工夫[その2・ひとり時間の確保~失敗バージョン]

 

f:id:otonanohattatsushogai_cassandra:20190327011013p:plain

 
アスペルガーの元夫とは、およそ10年も一緒にいたのにカサンドラ症候群が未満・未遂で済みました。ADHDの元スタッフとは半年程度しか一緒に働いていないのに強くカサンドラ症候群を発症しました。※完治まで数年を要しました

 

 
 
アスペルガーとADHD、私と相性がいい(?)のがたまたまアスペルガーだったわけではなく――親友の1人はADHDですし――「環境要因に違いがあるはず!」と分析を開始したら、明確な5つの違いがありました。
 
今日はその2つめを解説いたします。
 
 
 
 
 
 

ひとり時間があった・なかった~この差は大きい~

 
アスペルガーの元夫は、交際していた数年間「月曜~木曜の仕事終わり」は毎日毎日、私がひとり暮らしをしている家に立ち寄ってから実家に帰っていました。
 
おおげさではなく、毎・日・で・す・!
 
 
  1. 仕事を終えたメールが入る
  2. スーパーで買い物をして我が家へ来る
  3. お風呂に入ったりテレビを見たりしてくつろぐ
  4. 23時50分、我が家をあとにして必ず実家に帰る
  5. 実家に着きましたメールが入る
 
 
変化の苦手なアスペルガー元夫は、毎日欠かさずこのルーティンを繰り返していました。おおげさではなく、毎日です! 毎日! 毎日! もう平日は毎日!
 
では週末はどうなるかというと? 金曜日も当然、仕事を終えて我が家に来ます(もちろんスーパーで買い物を済ませてから)。そして宿泊します。月曜日の朝は我が家から出勤します。以下、まとめます。
 
 
  • 月・朝、我が家から出勤 → 仕事終わりに我が家へ → 23:50実家へ
  • 火・仕事終わりに我が家へ → 23:50実家へ
  • 水・仕事終わりに我が家へ → 23:50実家へ
  • 木・仕事終わりに我が家へ → 23:50実家へ
  • 金・仕事終わりに我が家へ → 我が家に泊まる
  • 土・ 我が家に泊まる
  • 日・ 我が家に泊まる
 
 
あ、やばい。今さらこのストーカー級スケジュールを見て、カサンドラ出そう(笑)やばーい! なにこれ、こわーい!
 
 
かつてこちらのブログの中でも書きましたように元夫は周囲の人達から「ANJI-addict/アンジ中毒」とからかわれていたのですが、その理由がすこし伝わりますでしょうか……。※私の名前は設楽あんじと言います
 
 
 
 
 

アスペルガー彼氏・夫のルーティンアイラブユー

 
元夫は月曜日から金曜日は
 
 ①朝の出勤途中
 ②昼休み開始から15分後
 ③昼休みが終わる15分前
 ④定時
 ⑤仕事終わり
 
1日計5回は必ずメールを送ってきました。月曜の朝は我が家から出勤をするのですが、毎日必ず立ち寄るというコンビニで「牛乳を買いましたので、会社に向かいます」と謎の報告メール。
 
 
今思えばこれも特性からくるルーティン、決まりごとは崩さない特性だったのでしょう。けれど私ときたらそもそもメール不精というのもありますし、過去にも書きましたように『絵文字を使ってほしい攻撃』に面倒を感じていたこともありますし、更にそもそものことを言うならば
 
 
毎日毎日毎日、来る日も来る日もやってきて
なにをそんなにメールすることがあるんじゃい!
 
 
ですよ、まったく。「昼休み入りました。アンちゃんのランチは今日はどんなんかなー」←こんなメールになにを返せと? 女子かよ!
 
 
というわけで当たり前のように私はストレスが蓄積されていくのです。毎日来てほしくない、メールも1日に1通でいい。彼の「影」も「気配」をも感じなくて済むしずかな夜がきてほしい。会うのは月に2回でいい。
 
 
↑と彼に言いましたが、彼は1ミリも納得せず。納得しないのは想定の範囲内だったとしてストーカーもとい彼の言い分は奇妙なものでした。
 
 
 
 
 

アスペルガー彼氏・夫の世にも奇妙な決めつけ

 
●アンジは(両親と離れて暮らしているので)さみしいはずだから、俺がかまってあげなければならない。
 
 いわゆるふつうに親離れ・子離れをして、親元を離れてひとり暮らしをしているだけで、定期的に連絡をとったり帰省もしてる。とくにさみしいなんてことはないんだけど……なぜさみしいと決めつけるのだ?!
 
 
 
●アンジは突然消えていなくなりそうなので不安でしかたがない。
 
 そりゃストーカーからは逃げたいさ!
 
 
 
●アンジは可哀想な子だから1人にできない。
 
 そりゃストーカーに狙われて可哀想だろうとも!
 
 
 
●アンジは帰国子女だから日本人の友達が多くないだろうし、両親とも離れて暮らして本当はさみしいはずなのに、強がりだからふつうの女の子みたいにさみしい・会いたいって言えない。その気持ちを先回りして汲んであげている。
 
 なぜ君は私をそんなにも「さみしい子」にしたいのだ? というか、日本人の友達もふつうにいるわ! 嫌われ者の帰国子女扱いやめれ!
 
 
 
元夫は、「家族と離れて暮らしている=さみしいに違いない」と決めつけているふしが非常に強かったのです。アスペルガーの人はこのような謎の決めつけや謎の決めつけによる独自ルール・独自ルーティンが特に多い傾向がありますよね(笑)それほんと意味わからんよ~!
 
 
平日毎夜、私の家に立ち寄るものの23時50分きっかりに「帰ります」と実家に戻るのも「帰らないとお母さんがさみしがるから」「お母さんに心配をかけるわけにはいかないから」といったものでした。
 
 
――どうにかして彼から離れて、"ひとりきりになれる時間を確保したい"。ひとりきりの時間をもたないと、本当に逃げたくなってしまう。
 
 
 
 
 

ひとりきりになれる時間を確保・失敗其の一[スパイダーマンがやってきた]

 
 
上記記事の中ですでに書きましたように、突発的な事態に弱いアスペルガー元夫には「私がひとり旅に出たがる理由」は理解及ばずパニックに陥った結果、周囲に迷惑がかかったので、突然のひとり旅による、一時的逃避行という作戦は使えません。
 
 
ある日、携帯電話の電源を朝からOFFにし、ずーっとOFFのまま、彼の存在を無理やり消して過ごしていました。玄関でインターフォンが鳴っても無視。玄関もロックしているので彼は入ってこられない。部屋の中をまっくらにしてベッドにこもっていました。いわゆる寝たふりってやつです。
 
2時間くらい経ったでしょうか。玄関から(やっと)彼の気配が消え、諦めて帰ったかな? と思っていたら……ベランダの窓ガラスを叩き、私の名を叫ぶ声が!
 
 
5階建てのマンションの
3階ベランダまでよじ登ってきたー!!
 
 
セキュリティは作動するし隣人にも迷惑がかかるわ、管理会社からもこっぴどく叱られたので「居留守を使う」という手段で、ひとりの時間を確保することは諦めました。
 
 

f:id:otonanohattatsushogai_cassandra:20190327005332j:plain

のぼってくんじゃねー!



 
 
 

ひとりきりになれる時間を確保・失敗其の二[習いごとは送り迎え付きで]

 
ひとり時間――にはならないものの、彼と離れる時間を持つべく――習いごとをしたい、と言ったみた。「送り迎えをしたいので、俺の仕事が定時できっかり終わる曜日に習いごとをしてほしい」と妙なことを言われる。
 
とくにしたくもなかったので、習いごとはさっくり諦める。
 
 
 
 
 

ひとりきりになれる時間を確保・失敗其の三[マイノリティが意気投合]

 
「人体改造(ボディピアスや全身タトゥ他・激しめ)を施した友人や、ドラァグクイーン・同性愛者の友人達がイベントでこの街にやってくるため我が家に1週間ステイする。
 
刺激が強いし、真面目なあなたとは完全なる別世界の人達で話もかみ合わないだろうから1週間は来ないように」と告げる。
 
「アンちゃんがお世話になっていた人達なら挨拶をしなければならない!」
「挨拶なんてしなくていいから!!」
 
「でもいずれ結婚式にご招待するかもしれないから、先に挨拶を!」
「あんな奇天烈な連中(ごめん!)を式には招かないから、挨拶なんてしなくていいから!!」
 
「そんなわけにはいかない! 挨拶を!」
「挨拶なんて(略)」
 
 
初めてみる刺激の強い連中に戸惑い →(2時間ほど)固まり → 寝室に引きこもるも、なぜか目をギラギラバキバキさせて寝室から出てきたかと思うと質問攻め。挙句「俺もタトゥを入れてみたい!」と厄介な方向へ興味をもち、さらに質問攻め。
 
彼は寝室に引きこもっている間にパソコンで「人体改造」「同性愛」などをひたすら検索 → 特性のひとつである過集中をいかんなく発揮し勉強していたようです。私のパソコンにしっかりと履歴が残っていました(笑)
 
 
激しめの友人達と元夫はお互いにマイノリティ同士、意気投合。いつもよりも喜び勇んで終業後、我が家に帰宅するありさま。これまた失敗!
 
 
今回の記事のタイトル、カサンドラ症候群にならないための5つの工夫[その2・ひとり時間の確保~失敗バージョン]の名に恥じぬ失敗ならまだまだありますが、ひとまずここまで。
 
次回は「成功バージョン」をつづりたいと思います。