疲れたからちょっと無職になってみた

明日死ぬとしたら、生き方が変わるのか?

カサンドラ症候群を未然に防ぐ[グレーな表現と白黒表現]

f:id:otonanohattatsushogai_cassandra:20181207063200j:plain

 
 
 

日本はよくも悪しくも「グレーな表現」が多いです。

 
白黒はっきりつけない曖昧なグレーな表現、それは時に柔らかく耳障りよく聞こえますので品もいい。ここから先は言わなくてもわかるでしょう? 大人ならこちらの真意をくみ取れるでしょう? と、あえて悪くいうならば

 

 
 
 その場の空気を読んで判断する力
 前後の文脈から嗅ぎとる力
 相手の心境や状況を想像して最適を導く力
 
↑に期待して↓
 
「相手任せ」に柔らかいボールを投げる=曖昧表現
 
 

曖昧な言い回し・グレーな表現を好む日本人

 
帰国子女の女性が日本男性から「ちょっぴり煙たがられる傾向」にあるのは、海外生活を経て白黒はっきりと、明確に自分の意見を言うからなんだそうです。
 
そのくらい日本ではグレーな表現・曖昧表現が長く好まれてきたわけですので、私達には自然に染みついているんですよね、グレーな表現・曖昧な言い回しが。
 
 
 

曖昧な言い回しは「判断しづらい」のが発達障害の特性

 
 
  どっちでもいいよ……相手の真意 →(本当はAがいいけど!)
  そんなに急いでないよ……相手の真意 →(急いでなければ頼まないでしょ!)
  できればやってくれると助かるなぁ……相手の真意 →(やってほしいから言ってるんだよ!)
  してもしなくてもいいんだけどね……相手の真意 →(しなくていいなら言わないよ!)
  他多数
 
 
 
大人の発達障害のトレーニングを受けている生徒達に上記に挙げた一例を話すと「先生……今わたし……アハ体験してます!」と瞳をキラキラと輝かせながら感動されたり、
 
「これが分からずにずっと苦しんできました!」と涙を流されたり、「目から鱗がボロボロと落ちて止まらないです……」と驚きすぎて一時停止してしまったりと反応は様々ですが、彼らに共通する意見はもれなくこちらです。
 
 
曖昧な言い回しやグレーな表現も
額面通りに受け取ってしまう」から
空気が読めないと思われたり
ほんと分かってないな……と呆れられてきた
 
 

 

発達障害に優しい「白黒表現」/指示は明確・端的・ハッキリと!

 
 
 例) Aはしなくて良いB15時までに仕上げてください。
 例) 忘年会には参加してください。ただし1次会で帰って良い
 例) 今夜はカレーが食べたい。シーザーサラダオニオンスープチキンのガーリック焼きも食べたい。
 
 
これらはもちろん一例にすぎません。
白黒表現/指示は明確・端的・ハッキリと! のお手本を書いてみました。
 
 
 
  • 言ったのに分かってくれない。
  • 言ったのに忘れられる……(また忘れられた……)。
  • こっちの言わんとすることを何もくみ取ってもらえない。
  • ちょっと考えればわかるじゃん……どうして考えないんだろう……。

 

 
これらのような感情は「私達自身」を思いのほか苦しめます。つまりカサンドラ症候群へ向かっていくということなんですけど。
 
そうならないために、まずは自分自身の為に「白黒表現/指示は明確・端的・ハッキリと!」を身に着けてみませんか? 
 
 
自分自身の為に身に着けたことが、結果的に、発達障害の特性を持つ人たちにも優しいことになるのだから。これが本当の「意思疎通」のスタートになります